松浦亜弥以降ピンアイドルがいないと
友人と話してて
あややの偉大さに想いを馳せながら
YouTubeを見てたんだけど
『♡桃色片想い♡』を見てる時に思ったのが
最近、商品の説明が歌詞に含まれる
CMタイアップの曲って聞かないなって
90年代後半から2000年代前半の
ティセラのCMって
CMのために書き下ろしたっていう
歌詞やタイトルの曲で
その曲を歌うアーティストやアイドルが
CMにも出演するというとてもキラキラした
そして仕掛けに来てる感じがムンムンとする
とても味わい深いものだったのですよ
一大プロジェクト感にワクワクする
ティセラのCMをしっかりと認識したのは
1996年PUFFYの『これが私の生きる道』
「私、生、道」で「シ、セイ、ドウ」
「資生堂」とな、遊び心!
シャンプーのテーマがジューシージューシーで
歌詞に「もぎたての果実のいいところ」って
フレーズが入ってる
こういうの堪らない
その後SPEED、知念里奈、DA PUMPとかね
由美ちゃんの元夫T.M.Revolutionもやってたな
ここはよく覚えてる
でも2001年のZONEとポルノグラフィティの
CMは一切覚えてないんだよな
自分の頭の中からティセラのCMが消えてる
で、2002年あややの『♡桃色片想い♡』で
自分の中にティセラのCMの存在が復活する
2002年『♡桃色片想い♡』の時は
シャンプーのテーマが
胸キュンピーチ、ピーチの香り
PVでもシャンプーしてるシーンがあったよね
2003年『ね〜え?』の時は
シャンプーのテーマが
プチセクシーとプリキュート
歌詞に「セクシーなのキュートなの
どっちが好きなの?」って入ってる
どストレートで最高
2004年『奇跡の香りダンス。』の時は
シャンプーのテーマが
イチコロベリーとチヤホヤチェリー
タイトルに「香り」歌詞に「髪を撫でてよ」
というフレーズが入ってる
でも前2作と比べるとCMとのリンク感が
ちょっと弱くなった感じがしてた
1995年から始まったティセラのCMは
Y2K感、90年代感の塊だと思う
2004年このコンセプトのCMは終わってしまう
2005年は全く違うイメージのCMが流れ
2006年にはティセラが無くなる
俺は2004年から2005年が
90年代っぽさの終わりなんじゃないかと思う
プラウディアとピエヌが無くなり
マキアージュが誕生したのが2005年
ティセラが無くなり
TSUBAKIが誕生したのが2006年
資生堂がブランドの整理をして
メガブランド戦略を立ち上げた時
90年代は終わりを迎えたんだと思う
そしてもう一つ俺の中で90年代っぽさを
感じるCMが同じく資生堂のマシェリ
マシェリは今も形を変えて残っているけど
ここで話したいのは
1998年の吉川ひなの
1999年の黒澤優、高橋マリ子のCM
ティセラのCMが90年代の陽の部分だとすると
マシェリのCMは90年代の陰の部分
暗いってことではなくアンニュイな感じ
マシェリのCMは魚喃キリコ感がある
魚喃キリコ、ザ90年代
マシェリの90年代感は
2000年を超えられなかった
2000年以降はブランドのコンセプトも
CMの雰囲気も変わってしまったと思う
俺の中でY2KとはティセラとマシェリのCM
90年代後半から2000年代前半の資生堂
プラウディア、ピエヌ、ジェレイドのCMも
そうかも知れない
そしてメガブランド戦略と共に消えていった
俺の90年代は終わりを迎えた
大袈裟
最近シャンプーや化粧品のCMで
ワクワクしたりキラキラしてるの無いよね
そろそろ復活するかな
今回色々見返してたらEAST END×YURIの
ティセラのCMめちゃくちゃ格好いいね
これぞ90年代ど真ん中!
Y2Kの話じゃなくなってるな